石川県立泉丘高校の探求授業にアステナグループの社員が協力し、奥能登で持続可能な事業のアイデアを出し合いました

2024年12月17日


アステナグループ各社では、サステナブルな社会の実現に向けてさまざまな取り組みを行っております。この一環として、ことしは石川県立泉丘高等学校(金沢市)の探求授業に協力しました。生徒とともに奥能登で持続可能な事業のアイデアを出し合いました。
12月10日に同校で開かれた最終発表会では、アステナミネルヴァ株式会社(石川県珠洲市)の中山仁取締役、アステナホールディングス株式会社(東京)の成瀬寛俊執行役員、岩城製薬株式会社(東京)研究開発部の日向野邦彦担当部長が参加し、生徒の提案に耳を傾けました。

最終発表会の様子
左から中山取締役、日向野担当部長、成瀬執行役員

同校の探求授業「SG(スーパーグローバル)探求基礎」は1年生約360人を対象に2カ月間にわたって行われました。石川県内の製造、サービス、コンサルタントや会計事務所、医療法人、社会福祉法人など18社が参加し、企業と生徒が一体となって問題の解決方法や改善策を検討しました。
アステナグループは「大企業として社会に貢献するサステナブルな事業に取り組むにあたってどのような工夫ができるか」をテーマに掲げ、珠洲をはじめとする奥能登地域の課題解決を目指す新規事業について生徒とともに考えました。

発表に聞き入る参加者
名物をかけ合わせた土産物を説明する生徒

最終発表会では生徒15人が3つのグループに分かれて、奥能登での新たな事業について説明しました。
生徒からは奥能登の観光名所「イカキング」と名物の珪藻土を組み合わせた土産物の販売、伝統製法の揚げ浜塩を使ったスキンケア化粧品、服用されず捨てられる残薬の削減と高齢者の孤独死防止を狙った医薬品配達サービスの3案が出され、中山取締役らが講評しました。

持続可能な医薬品使用を目指す上での課題を指摘する生徒
医薬品の配達サービスを発表する生徒

中山取締役は「奥能登の課題をまとめ、解くべき問題をはっきりと整理してもらえた」と話しました。日向野担当部長も「普段聞くことのない世代の話が新鮮で楽しい時間だった」と振り返り、成瀬執行役員は「医薬品の製造販売は法規制が厳格だが、法を変えていきたいという意見が出たのが素晴らしかった」と生徒をねぎらいました。

講評を述べる成瀬執行役員

弊社では今後も奥能登をはじめとした地域に広く貢献し、持続可能な社会構築の一助となる活動を積極的に行って参ります。

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