有機米事業開始のお知らせ

2023年1月13日

有機米事業開始のお知らせ
~奥能登エリアで有機米マーケットの拡大と環境負荷の低い農業の普及を目指す~

アステナミネルヴァ株式会社(本社:石川県珠洲市、代表取締役会長:岩城 慶太郎、代表取締役社長:清水 雅楽乃、以下「当社」)は、有機米デザイン株式会社(本社:東京都小金井市、代表取締役:山中 大介、以下「有機米デザイン」)が開発する「アイガモロボ」を使用した有機米事業を開始致します。

有機米事業について

有機米デザインは、アステナホールディングス株式会社の連結子会社である「のとSDGsファンド」の投資先であり、本事業は有機米デザインと当社とのシナジーを創出す事業となります。当社は奥能登エリアの農家開拓、販路開拓等を行い、アイガモロボを用いた有機米栽培の普及を推進致します。また、販路開拓においては有機米デザインが持つ販売力も活用しながら、共同で奥能登エリアの有機米産地形成を目指していきます。

上記の取り組みを通じて、奥能登エリアで有機米マーケットの拡大と有機農業に取り組む農業事業者の所得向上を目指すことで環境負荷の低い農業を推進し、奥能登の里山里海を持続可能な形で次世代につなげていきます。

自動抑草ロボット「アイガモロボ」について

アイガモロボのイメージ

アイガモロボは、田んぼの雑草を抑制する自動ロボットです。水稲の有機栽培を行ううえで最も工数のかかる除草作業の省力化に寄与し、有機農業(またはそれに準ずる栽培方法)の面積拡大、生産性向上を目指します。本ロボットは、代掻き後の水田を自律航行して、水中を撹拌し泥を巻き上げることで光を遮り、土の物理性に影響を及ぼし、水面下にある雑草の生長を抑制します。これにより、除草剤を使わずに雑草が生えにくい状態をつくることで、除草にかかっていた労力を大幅に削減できます。【※特許出願済み】